2016/02/24
こんにちは!
出張多賀治療院の多賀です!
よく、腰痛には鍼灸治療がいいよ!
と聞くことがあると思います。
なぜ、鍼灸治療が腰痛に効果があるのでしょう?
それは腰痛の原因にあります
腰痛には様々な原因がありますが
そのほぼ大半が筋肉の緊張によるものです。
※今回の話は筋肉に絞ります
分離症やヘルニア系統は除きます。
そのため筋肉の緊張を和らげれば
腰痛は楽になっていきます。
そして、鍼灸治療は筋肉の緊張を取ることに
非常に効果的なため
腰痛と鍼灸治療はとても相性がいいのです。
では、
【腰痛が起こる主な筋肉】
【腰痛か起こる理由】
【腰に鍼灸が効く理由】
に分けて、少し詳しく書いていきます。
【腰痛が起こる主な筋肉】
脊柱起立筋、広背筋、腰方形筋 (背中の筋肉)
腹斜筋 (横腹~腹筋あたりの筋肉)
殿筋、梨状筋、筋膜張筋 (お尻の筋肉)
腸骨筋、大腰筋 (体の深いところにある筋肉)
などがあります。主な筋肉ですからまだまだあります。
これらの筋肉が緊張して痛みが発生しています。
【腰痛が起こる理由】
何らかの原因で筋肉が緊張する
↓
筋肉内や周囲の血管が圧迫され血流が悪くなる
↓
痛み物質や疲労物質が発生し
だるさや、痛みが発生
↓
痛みなどでさらに筋肉が緊張する
↓
さらに血流が悪くなる
というようになり
悪い流れが出来上がってしまいます。
そのため長年腰痛を抱えてしまうのです。
このサイクルは
発症から早ければ早いだけ不完全です
その為、早い方が抜け出しやすいのです。
例えば
ぎっくり腰(急性腰痛)になったとします。
この時にきちんと治療していると
サイクルは出来上がらず、通常に戻ります。
しかし
きちんと治療しないと
先ほどのサイクルにはまってしまい
ずるずる長引くことになります。
次に
【腰痛に鍼灸が効く理由】
を説明します。ポイントは3つです。
・筋肉の緊張緩和→血流改善
筋膜が緩む
※筋膜は筋肉を包んでいる膜で、筋肉の滑りを良くするもの
筋肉が緊張していると、滑りなどが悪くなり痛みが起こってくる
・血流の改善
※ここでは鍼灸による、血管が拡張する作用
・痛み神経のブロック
※痛みは神経により伝わります
鍼灸にはその神経をブロックする働きがある
これらの作用により、痛み物質や、老廃物、筋肉の緩和が起こり
腰痛のサイクルから抜け出していきます。
このようなことから
鍼灸治療は腰痛に効果を上げています。