2016/03/10
こんにちは!
出張多賀治療院です。
今日は倉敷市在住の女性
腰痛の治療を紹介したいと思います。
(鍼は初めて)
主訴:腰の痛み
症状:子供を抱っこすることが多く
慢性的に腰が痛い。
たまに背中まで痛くなる。
しびれや感覚の障害は無い。
腰の状態:第7、12胸椎
第3,5腰椎に隆起がある。
筋肉は腰から足まで全体的に張っており
仙腸関節、股関節の動きは悪く
体の柔軟性が乏しい。
腰方形筋と起立筋の交点に
硬結のような反応点がある。
治療:背中、腰、足をマッサージ
腰、臀部中心に全身をストレッチ
仙腸関節、股関節の動きを出した
反応点が残ったので、そこに
一本だけ鍼を打った。
初回施術後10→4
週に一回の施術を2回
だいぶ楽になった為、月に一回
体のケアで利用されている。
この患者さんは筋肉の疲労からくる
一般的な腰痛です。
鍼は初めてで
やはり少し緊張されたみたいですが、
施術後は気に入った様子で、2診目からは
鍼をしてほしいとのことでした。
鍼の効果は
自律神経の調節から血流の改善まで様々ですが
筋肉を緩めることに関して圧倒的に優れています。
その為、きちんとしたポイントに一本打つだけで
かなりの即効性と改善がみられます。
この患者さんも
反応点に一本鍼を打つだけで
痛みが半分ほど改善されました。
さらに
鍼を打つ前に、マッサージやストレッチを行うことで
ある程度、緊張した筋肉は緩まるため
核となるポイントに適切にアプローチできます。
『鍼』と『マッサージやストレッチ』を併用するのが一番効果が高いですが
当院は無理に鍼を打つことはしません。
なぜなら強い緊張や不安というのは治療効果を落としてしまうからです。
今回の患者さんのように、鍼が初めての方でも
問診の時にきちんと説明をおこない
安心して受けてもらうことを心がけています。
もちろん、マッサージだけでもご利用いただけますので、
ご安心ください。