2016/03/11
こんばんは!
出張多賀治療院です。
今回は玉島在住の男性、
足の裏の痛みの治療の様子を紹介します。
主訴:左足の裏の痛み
症状:サッカーをしていて負傷
(ボールは右足で蹴ることが多い)
歩いたり、体重がかかったりすると
ピリッという激痛がある。
しびれや感覚の障害は無い。
足の裏の状態:足の裏の中央あたりから、かかとにかけて
よく張っていて、押すと痛みがある。
かかとを叩いても、響いたりしないため
筋肉の緊張からくる、足底筋膜炎の疑いが強い。
偏平足
治療:左足、膝から下をマッサージ
膝から足首までで
足底を構成する筋肉で緊張が強い場所に鍼
足底の一番痛みの強い場所に灸
足底に少し圧迫を加えながら
アーチを持ち上げるテープ。
初回施術後10→5
三日後に2診目
1週間後に3診目
良くなったので、アーチを作るトレーニングを
指導して、終了。
今回の患者さんは
軸足が左足で、さらに偏平足だった為
元々、左足に足底筋膜炎を起こしやすい方でした。
足底のアーチというのは
衝撃を吸収するクッションの役割をしています。
その為、偏平足ではダイレクトに
衝撃が加わるため、このような症状を起こしやすくなります。
さらに膝や、腰にかかる負担も増えるので
注意が必要です。
年々アーチは低下してきます。
日ごろからアーチを作るトレーニングをして
ケガの予防をすることが大切になります。
今回は2種類のトレーニングを
画像で載せておきます。
当院はバスケットやバレーボールなどの
トレーナーも行っているので。
スポーツ現場でよく見かける症例ですが、
足底筋膜炎は、よく歩いたり、加齢でも起こってくる
身近な症状です。