2016/07/25
こんばんは!出張多賀治療院です。
今日は最近増えている
【腕のしびれ】について
症例を交えながら、紹介したいと思います!
まず、玉島在住の患者さんの症例です
仕事-デスクワーク
主訴:腕のしびれ
現病歴:三か月前から腕がしびれだした、
整形外科を受診し、MRIを撮影した
診断結果はC-5,6の頸椎ヘルニアで三か月ほど通院
一時期よりは痺れの度合いは軽くなったが
まだ痺れが取れていない
インターネットで当院を見つけ受診した。
症状:C-6の神経経路上にしびれがある
首の後屈でしびれが強くなり
前屈するとしびれが軽減する。
痺れる前から慢性的な首と肩のこりがある。
頻度は減ったが、夜にしびれが強くなり
寝れなくなることがある。
首の状態:首、肩背の筋肉のはりが強い
所々にトリガーポイントがあり押すと響く
ストレートネックがあり、MRIの所見で
C-5,6の椎間が狭くなっている。
治療:首、肩背のトリガーポイントに鍼
はった筋肉に鍼、マッサージ
肩が内側に巻いて首が落ちているので
内巻き肩の矯正
この患者さんは
首のヘルニアによって腕がしびれている症例です。
この患者さんを例に挙げると
ポイントは2つありました。
一つ目は
首、肩背の筋肉の張りです。
この周りの筋肉が張ると首にかなりの負担がかかり
神経の圧迫を強くしたり、循環を妨げ治りを悪くしてしまいます。
この患者さんも筋肉の緊張を取るだけで
かなりの症状の改善がみられました
二つ目は
肩の内巻きです。
見落としてしまいがちの肩ですが、首と肩は密接関係します。
肩が内側に巻くと必ず首が前に落ちます、重心や骨格が前によってしまうためです。
逆に言うと、首を真っすぐ起こすには、肩の内巻きを治す必要があります。
筋肉の緊張を取り除いても、首が前に落ちていると
同じことを繰り返してしまう可能性があります。
この二点を中心において
治療を行うことで
三年苦しんだ腕のしびれが
6回の治療で気にならなくなりました。
腕のしびれなど神経の症状は
闇雲にやってもなかなか改善しない傾向があります
どんな原因でどんな症状が出ているかを的確に把握することが
しびれなどの症状を改善する際に大切になってきます。
——しびれる場所のチェック——
圧迫される神経によって症状の出る場所が違います。
※画像参照
首を後ろに曲げるとしびれる又は強くなる
→頸椎に問題がある可能性が高い
首の前の筋肉を圧迫したり、伸ばしたり
腕のポディションによってしびれが起こる又は強くなる
→胸郭出口症候群など筋肉に問題がある可能性が高い
今回の患者さんの腕のしびれはヘルニアでしたが
ヘルニア以外でもしびれは起こります。
あまりに強い症状などは
一度、MRIなどで検査してみた方がいいかもしれません。
——追記——
最近は朝にリンゴを食べています!
朝の果物は金メダルです(^^)
朝摂取するとこんないいことがあります。
・消火にエネルギーを使わない
→デトックス効果をスムーズにさせる!
・消化、吸収がされやすい
→すぐにエネルギーに!
・栄養素が豊富
→ビタミンをはじめ必要な栄養素がたっぷり!