2017/01/13
こんばんは！出張多賀治療院です。
とびとびの更新になってしまいすいません。
毎日楽しくお仕事させてもらっています！
今日は岡山市北区城東台へ出張してきました。
４０代の女性、二十年来の慢性腰痛です
慢性腰痛は
『腰に原疾患がある』『内臓に異常がある』『骨盤など姿勢、形の異常』『関節、筋肉に異常がある』
などで発生します。
医学的には３か月以上痛みのあるものを慢性腰痛といいます。
内臓の異常などでも起こる腰痛ですが
基本的には『姿勢、骨盤、関節、筋肉』から発生します。
姿勢
長時間座る、浅座、仙骨で座る癖がある、足を組みやすい、等
骨盤
前傾、後傾、一方の回旋、高さの違い、等
関節
椎間、仙腸関節、股関節などの動きか悪い 等
筋肉
腰、お腹、下半身の筋肉の緊張、柔軟性の低下、筋力のアンバランス、等
今回の患者さんもそうでしたが、慢性腰痛を抱えておられる方は
仙腸関節に異常がある方がほとんどです。
※ほぼ100％の方に異常がみられます。
仙腸関節は
背骨の動きに連動して、3ミリほど動くことでクッションやバランスの役割を果たしています。
姿勢や筋肉の不良により仙腸関節が固くなることもあれば、
固くなることで筋肉などに負担をかけてしまうこともあります。
体の負担を減らしたり、上手く力を逃がしたり
上下の動きを連動させるのに非常に大切な関節です。
仙腸関節に異常があるかどうかの簡単なチェック方法を紹介します。
・長時間座れない
・長時間立てない
・仰向けに寝れない
・痛い方を下にして寝れない
・歩行時など痛みがあるが、だんだん楽になる
・正座が楽
一概には言えませんが、心当たりがある方は
仙腸関節に異常がある可能性が高いです。
当院は慢性腰痛を治療するうえで
この仙腸関節を中心に
『筋肉』『骨盤、姿勢』『柔軟性、関節の動き』
に注目して治療をしています。
『筋肉』
緊張した筋肉を鍼やマッサージで緩め
痛みを取り除きます
『骨盤、姿勢』
骨盤の歪みや姿勢を整えることで
負担のかかりにくい状態を作ります
『柔軟性、関節の動き』
ストレッチで固まった筋肉の柔軟性を高め
関節の可動域を本来の動きに整えることで
筋肉、体にかかる負担を軽減します
筋肉、関節、姿勢
この３つの要素に同時にアプローチすることで
相乗効果が生まれ高い効果を実現しています。
また、『その時だけ楽になる』という状態を作らないように
痛みが起こりにくい体、再発しにくい体にする
ことにも力を入れています。
原因、状態などを正しく判断し
治療すれば必ず慢性腰痛も良くなります。
慢性腰痛でお悩みの方は
ぜひ一度ご相談ください。
